ソフトバンク・近藤健介、三冠王は事実上消滅も二冠王の可能性、26号ソロで本塁打トップに並ぶ、打点は9打点差で首位

 「オリックス・バファローズ4-1福岡ソフトバンクホークス」(9日、京セラドーム大阪)

 史上9人目(13度目)、パ・リーグでは2004年の松中信彦(ダイエー)以来の三冠王を目指していたソフトバンクの近藤健介外野手が、レギュラーシーズン最終戦で4番・DHで先発した。3打数1安打1打点の結果で、三冠王は事実上逃したが、二冠王の可能性は残した。

 二回は先頭で四球。四回は2死一塁で左飛、七回2死では空振り三振。しかし、4打席目にリーグトップに並ぶ26号ソロを放った。打率は・307でトップに立つ頓宮(オリックス)が故障離脱しており、近藤が上回るには、この試合で最少打数でも3打数3安打が必要だった。

 この日の26号によって、浅村、ポランコと並んで本塁打王の可能性は残した。また、87打点で打点王も首位をキープ。2打点差の2位はチームメートの柳田で今季終了。1試合を残す3位の浅村には9打点差をつけており、自身初の打点王となる可能性は高い。

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