西武・山川が5カ月ぶり実戦復帰 1打数無安打2四球「1試合出るのは大変なこと」
西武の山川穂高内野手(31)が11日、「みやざきフェニックス・リーグ」の巨人戦(南郷)に「4番・三塁」で先発出場。5月11日のロッテ戦以来5カ月ぶりの実戦復帰に「久しぶりの感覚だった。いい緊張をした」と、笑顔をのぞかせた。
5月下旬に知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、8月下旬に嫌疑不十分で不起訴となった後も厳しい声にさらされた。それでもこの日は拍手が送られ、応援歌を歌う観客もいた。
「たいへんうれしく思った。1試合出るのは大変なこと」と山川。二回は中飛に倒れ四、六回は四球。六回に代走が送られて途中交代し1打数無安打2四球。守備では約3年ぶりに三塁に就き、二回には5-4-3の併殺も完成し「復帰したときに足を動かして若々しくプレーできないと、練習してきた意味がなくなる」と話した。
9月に球団から科された無期限の公式戦出場停止処分はまだ解かれていない。「明日からも一つ一つのプレーを大切にしながらやっていくだけ」と語った。