国学院大・武内 完封!東洋大・細野に投げ勝った 注目ドラ1候補左腕対決に日米13球団スカウト熱視線

 「東都大学野球、国学院大1-0東洋大」(11日、神宮球場)

 1回戦3試合が行われ、国学院大が東洋大に先勝した。国学院大・武内夏暉投手(4年・八幡南)は9回7安打での完封で、東洋大・細野晴希投手(4年・東亜学園)とのドラ1候補左腕対決を制した。

 ハイレベルな投手戦をさすがの投球で制した。同じドラ1候補左腕との投げ合いで完封勝利。国学院大・武内は「相手が細野ということもあって先に点を与えたくないと思っていた」と117球を粘り強く投げ込んだ。

 初回からギアは全開だった。「気合が入って自然と出た」と先頭を151キロで見逃し三振。その後は終盤まで0-0と均衡した展開が続いた。八回に味方がスクイズで先制に成功。この1点を最後まで守り抜き「やることをやったら、こういう結果につながった。一回から気合を入れて投げたのでうれしい」と笑顔を見せた。

 細野とは今夏の大学日本代表でチームメートとしてしのぎを削った。「三振を取ってほしいところで取れるのはすごい。でも、コントロールは負けない」と意識せずにはいられない相手。「ジャパンの時にリーグ戦でお互いベストを尽くそうと話していた。本当にベストを尽くせた」と充実感をにじませた。

 好左腕2人の投げ合いに、日米13球団のスカウトが集結。西武・渡辺GMは「(2人とも)当然その中(1位)に入ってくるのは確か。左ピッチャーはどこの球団も欲しい。すぐにローテーションに入ってこられる」と高評価を口にしていた。

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