仙台育英・山田 適時三塁打「笑顔で終われてうれしい」 土浦日大と2校同時優勝
「鹿児島国体・高校野球・準決勝、仙台育英9-7北海」(11日、平和リース球場)
準決勝2試合が行われた。雨天順延の影響で決勝が実施されないため、この日勝利した2校が同時優勝となった。仙台育英(宮城)は北海(北海道)に9-7で勝利し、11年ぶりの優勝。プロ注目の山田脩也内野手(3年)が同点打を含む2安打1打点の活躍だった。土浦日大(茨城)は履正社(大阪)に8-7の逆転勝ちで49年ぶりの優勝となった。
仙台育英の主将・山田は笑顔で高校野球生活を終えた。1点を追った八回に中越えの同点適時三塁打を放ち、三塁上でガッツポーズ。「抜けてくれて良かった。全員笑顔で終われてうれしい」と振り返った。プロ志望届を提出しており、「日本を代表する選手になりたい」と今後の大きな目標を口にした。