楽天監督退任の石井一久氏 波紋呼んだ「3位はBクラス」発言を釈明「彼には言ってない、誤解されている」
楽天は12日、石井一久監督が契約満了に伴い、退任することを発表。石井監督は楽天モバイルパークで報道陣の取材に応じ、「契約満了ということです。それ以上に契約期間の中でチームビジョンを明確にできなかったので決断しました」と、退任理由を説明した。
18年に楽天のGMに就任。21年からは2年間はGM兼監督。今季は監督専任となっていた。監督での成績は21年が3位、22年は4位、今季は2年連続Bクラスとなる、4位に終わっていた。
取材では19年、平石監督が退任した際に発言したとされた石井氏(当時GM)の「3位はBクラス」に対しても言及。真意を問われ、「僕、彼には直接言ってないんですけどね。僕は彼とはそういう話はしてなくて、誤解されてるところがあるんですけど、選手に向けて話した話ですよね」と釈明した。
当時はこの発言が一人歩きし、ネットなどで波紋を呼び続けた。石井監督は優勝を逃したことで、チームに足りないことを選手に説明する流れで出た話だと説明し、「僕のことを嫌いな人が揚げ足を取って言っているんで、選手に話したんですよね。ただ僕は叩かれる分には何の問題もないので、そんなことよりも選手がどう感じてくれるかの方が大事なんで、別にそこになんとも思ってないですね」と語った。