DeNA・今永昇太「お褒めの言葉を忘れて…」広島・新井監督の先制“口撃”にも不動心 CSへ会見
DeNAの三浦大輔監督(49)と、今永昇太投手(30)が13日、広島市内のマツダスタジアムで「2023 JERA クライマックスシリーズ セ」の共同記者会見に参加し、下克上日本一を誓った。
会見では広島の新井貴浩監督(46)が、場を盛り上げるように先制“口撃”。「今永選手はWBCの決勝戦でも先発して、世界一に輝いた素晴らしい投手。なかなか、なかなか点を取るのは難しい」と水を向けられると、今永も苦笑いを浮かべた。その上で「いま、かけられたお褒めの言葉を今日で全て忘れて、緊張感を持って練習に取り組んでいきたい」と気を引き締めた。
今季、奪三振の初タイトルを獲得した今永は、15日の第2戦に先発する予定。広島戦は5試合に登板し、1勝1敗ながら防御率は2・61と安定した成績を残している。
会見の最後に、三浦監督が「なんとか勝ち上がって横浜スタジアムに戻れるように」と下克上を誓うと、エースは「3位という結果に終わりましたが、試合ができるチャンスがある。盛り上げられるように頑張りたい」と力を込めた。