星野仙一氏 猛抗議の裏で審判にウインク 実は「冷静、繊細」明かされた意外な素顔

 NHK・BS1で10月7日に放送された番組「レジェンドの目撃者」で中日、阪神、楽天の元監督、星野仙一氏が特集され、話題となっている。「燃える男 星野仙一」の素顔を語るゲストとして、東京六大学時代からの盟友で阪神、楽天でコーチを務めた田淵幸一氏、親交が深かった元NHKの有働由美子アナウンサーが出演。また、元広島監督の山本浩二氏や、中日時代にバッテリーを組んだ木俣達彦氏、中日監督時代に広報を務めた早川実氏らがインタビューに答えた。

 田淵氏は「燃える男」「闘将」と呼ばれた星野氏の振る舞いについて「全部演出。こんなに冷静な男はいない」と証言。鬼の形相で審判にくってかかる際には、主審にウインクをしてから行っていたという当時の審判の話も明かされた。早川氏は「たぶん怒った演技をしていた」と話し、チームの士気を高める計算ずくでの猛抗議だったと振り返った。

 また、星野氏が阪神に招聘(しょうへい)し、リーグ優勝に貢献した金本知憲氏は、星野氏は「意外と気が小さい」とも。「人情味があり情が深い。そんなに強くないから、強く見せようとしていたと思う」と話した。食事の時間に、選手の食べる量などを細かくチェックし、体調管理にも目を配っていたという繊細さも明かしていた。

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