侍ジャパン・井端監督「日本を引っ張って」 11・16初陣へDeNA・牧を異例のリストアップ
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(47)が14日、広島市内のマツダスタジアムを訪問。CSファーストSを戦う広島・新井貴浩監督(46)、DeNA・三浦大輔監督(49)に就任のあいさつと、代表への協力要請を行った。
新井監督、三浦監督らと笑顔で会話を交わした井端監督は、「CS前なので、そこまでお邪魔してもいけないかなと思っているので。あいさつ程度で終わりました」と、決戦前の配慮を見せた。その上で両監督は協力要請を快諾。「本当にありがたい」と感謝した。
11月に開催される「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(16日開幕、東京ドーム)の代表メンバーとして、広島からは小園、大道をリストアップ。小園について「二遊間を守れますしね。カープでも主軸を張っていますから」と評価し、「前半はあまりよくなかったですけど、あそこまで持ってきたっていうのは、とにかく素晴らしいなと思います」と、後半戦の活躍に賛辞を贈った。
DeNAからは、世界一に輝いた3月のWBCメンバーでもある牧をリストアップ。シーズンでも全試合4番として出場するなどフル回転の1年。異例の選出に主軸として期待の高さがうかがえる。井端監督は「いろいろあるとは思うんですけどね、候補には入っています」とし、「ジャパンとかいろいろ見ていて、明るい性格ですしね。日本を引っ張っていってもらえれば、ありがたいかなと思います」と願った。