巨人・中田翔「試合出たい」FA行使も 残留なら激烈定位置争い 3年契約1年目もオプトアウト条項アリ

 巨人の中田翔内野手(34)が14日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習に姿を見せ、自身が有している海外FA権について言及した。「家族とも相談しながら、しっかり考えていきたい」と、権利行使の可能性にも含みを持たせ、熟考していく構えだ。

 「野球人生1回きり。しっかり野球を全うしたい」と落ち着いた口調で偽らざる思いを明かした。あくまで家族との相談が中心となる上で「体が動くうちは純粋に試合にも出たい。自分はまだ試合に出たい気持ちが強い」とコメント。中堅からベテランの域に差しかかっていく中、後悔のない選択を目指す。

 今季は92試合の出場で打率・255、15本塁打37打点の成績をマーク。シーズン序盤は打線をけん引したが、夏場以降はケガなどの影響もあり、ベンチスタートやファーム調整が続いた。本職の一塁には岡本和や秋広もおり、残留すれば来季も激しい定位置争いになる可能性が高い。

 また、今年が3年契約1年目ではあるものの、球団とは期間途中でも契約を破棄できるオプトアウト条項をつけており、権利行使に障壁はない。この日は円陣で阿部新監督の訓示に耳を傾け、グラウンドを後にした。実績、経験ともに申し分ない大砲の去就に注目が集まる。

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