ソフトバンクがファーストS突破へ逆王手!有原が6回1失点の好投 柳田が“変態”タイムリーで決勝点

 「CSパ・ファーストS・第2戦、千葉ロッテマリーンズ1-3福岡ソフトバンクホークス」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクは序盤に挙げた得点を盤石の投手リレーで守り切り、ファイナルS進出へ逆王手をかけた。

 初回、近藤の適時打で先制。同点で迎えた三回は柳田が内角に食い込むボール球のスライダーをバットの先で左翼線へはじき返す勝ち越しの適時二塁打。さらに中村晃も適時打を放ち、序盤で主導権を握った。

 「昨日、悔しい負け方をしたので。チャンスだったので思い切って行くことだけ考えた」と中村晃。「ピッチャーの頑張りだと思います」とたたえたように、先発の有原は初回こそ失点するも、その後は安定した投球。6回5安打1失点と好投した。リリーフ陣も付け入る隙を与えず、ロッテ打線に二回以降は二塁すら踏ませなかった。

 決勝打の柳田はCS通算31打点目となり、歴代トップの内川に並んだ。主力がきっちりと仕事を果たし、ロッテを破った。

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