西武 山川に残留要請&条件提示も本人の意思尊重 松井監督「残ってくれたら大きな力」
西武の渡辺久信GM(58)が16日、今オフに国内FA権を取得する見込みの山川穂高内野手(31)に残留要請していたことを明かした。詳細は明かさずに「(条件は)出しています。代理人がいるので帰ったら話すことになると思う」と語った。
現在は球団に無期限の公式戦出場停止処分を科されているが、非公式戦のみやざきフェニックス・リーグには参加中。来季が就任2年目の松井監督は「残ってくれたら大きな力になるけど(FAは)本人の権利」と話しており、渡辺GMも「FAだからね」と本人の意向を尊重する構えだ。
山川は「今までできなかった試合を精いっぱい頑張ることが最優先」として、30日の同リーグ終了までFA権行使に関する結論は出さない考え。16日の同リーグ中日戦(南郷)は出場機会がなく、試合後に約2時間の居残り打撃練習を行って調整した。