巨人「阿部内閣」発表 桑田2軍監督、二岡ヘッド、内海投手コーチ 17人役職変更の大シャッフル人事
巨人は16日、阿部慎之助新監督(44)を筆頭とする来季のコーチングスタッフを発表した。球団外からの入閣は前西武2軍投手コーチで古巣復帰となった内海哲也1軍投手コーチ(41)のみだが、監督を含めて17人が役職変更となる、大シャッフルの人事となった。
「発掘と育成」を掲げる巨人において、重要ポストの2軍監督には桑田真澄ファーム総監督が就任する。同氏は2021年から投手コーチ、今季はファーム総監督を務めた。育成やマネジメント力に定評があり、満を持して本格的にチームを指揮する。
二岡智宏2軍監督はヘッド兼打撃チーフコーチとして指揮官を支える。また、5年ぶりに古巣復帰となる内海1軍投手コーチは現役時代にバッテリーを組んだ阿部新監督とタッグを組み、投手陣の立て直しを図る。
山口オーナーがコーチ人事について、「新監督の考えも十分聞いて最終的には私が自分で決める」と話していた中、ついに阿部内閣の陣容が固まった。