高木豊氏、中田翔がFA権行使なら獲得球団セ、パともにある、後輩と本塁打争いも
元DeNAのヘッドコーチで野球評論家の高木豊氏が4日、自身のYoutubeチャンネルを更新。巨人の中田翔内野手(34)が有している海外FA権について言及した。高木氏は「中田の立場ならレギュラーで一塁で出たい。必要とされるところでフルで試合に出たいだろう」とし「(他球団が)取ってくれるなら行使すると思う」と推測した。
獲得に動く可能性のある球団については「パ・リーグならDHでも一塁でも使える」とし、「西武は山川が抜けそうだから」と筆頭に。ソフトバンクも「中村は(一塁以外の)他でも使えるので(中田が加入すれば)層が厚くなる」とし、「楽天も(大阪桐蔭の先輩後輩にあたる)浅村とホームラン争いをすれば一気に強くなる」と候補に挙げた。また、セ・リーグでは「中日に必要な勝負強さがある。立浪監督はほしいのではないか」と読んだ。
中田はこれまで、権利行使の可能性に含みを持たせ、熟考していく構えを見せている。今季は92試合の出場で打率・255、15本塁打37打点。シーズン後半はケガなどの影響などえベンチスタートや2軍での調整が続いた。一塁には岡本和や秋広がおり、来季も激しい定位置争いになる可能性が高い。
今年が3年契約1年目だが、球団とは期間途中でも契約を破棄できるオプトアウト条項をつけており、権利は行使できる。