ドラフト上位候補の青学大・下村海翔 7回3安打無失点で連覇へ望みつなぐ「最後は意地で勝って優勝します!」あす日大と優勝決定戦

 勝利の瞬間を笑顔で待つ青学大・下村海翔、常広羽也斗=神宮(撮影・金田祐二)
 7回、ピンチを脱し吠える青学大・下村海翔(撮影・金田祐二)
 力投する青学大・下村海翔(撮影・金田祐二)
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 「東都大学野球、青学大10-0日大」(17日、神宮球場)

 青学大が快勝した。打線が13安打10得点と爆発。投げては今秋ドラフト候補に挙がる下村海翔投手(4年・九州国際大付)が7回3安打無失点と好投した。負ければ日大の優勝が決まる大事な一戦を勝ちきり「チームが一つになってまず一戦目勝てたので、明日につながるいい勝ち方ができた」と振り返った。

 初回に5点の援護を受け、「楽に投げさせてもらった」とテンポよく相手打者を打ち取った。「最初はちょっと空回りしてしまって思い通りに投げられなかったんですけど、途中から真っすぐとカーブだけで、今日1番良かったカーブから整えて真っすぐの質も上げていくというイメージでしたら良い感じにまとめられた」と六回まで1安打投球。七回に連打から2死満塁のピンチを背負ったが、最後はカーブで空振り三振に抑え、得点は与えなかった。

 なんとか連覇の道をつなぎ、安堵(あんど)の表情を浮かべた下村。明日の一戦が優勝決定戦となるが、「明日も投げるつもりでいるので、気持ちを切り替えて明日に備えたい。最後は意地で勝って優勝します!」と意気込んだ。

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