中大が1部残留決定 プロ志望届提出の石田裕太郎が4安打完封「1部に残せてホッとした」

 完封勝利し、ナインに祝福される中大・石田裕太郎(中央)=撮影・西岡正
 試合後、笑顔でガッツポーズの中大・石田裕太郎(左)と中前祐也(撮影・西岡正)
 完封勝利し、ガッツポーズでほえる中大・石田裕太郎(撮影・西岡正)
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 「東都大学野球、中大4-0東洋大」(18日、神宮球場)

 中大が東洋大を下し、1勝1敗で3回戦に持ち込んだ。今季はここまで7勝7敗で1部残留が決定。4安打完封で勝利に導いた石田裕太郎投手(4年・静清)は「最後だと思って楽しんで投げようと思った結果がこの結果につながった。一部に残せてホッとした」と胸を張った。

 「一人一人丁寧にアウトを取っていこうと思っていた」とテンポよくアウトを重ねた。走者を出しても三塁は踏ませず。清水達也監督も「4年間で一番良かったんじゃないですか。1年から投げていますけど、一生懸命練習してきていた子だから、最後の最後にこういうピッチングができるのかなと試合中に思っていました」と手放しで褒めた。

 石田個人としてはプロ志望届を提出しており、最後までアピールを続ける。「リーグ戦期間はあんまり意識しないようにしているけど、最後こういう形で終われて、運だと思うので待ちたいなと思います」と話した。

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