オリックス 山本由伸が苦しむも白星 10安打を浴び今季最悪タイ5失点 7回116球で降板「最後まで修正できず」も打線に最敬礼「感謝しかありません」

 5回、岡を空振り三振に仕留め、ほえる山本(撮影・北村雅宏)
 6回、杉本が同点の適時二塁打を放ちベンチ前でガッツポーズをする山本(左)=撮影・堀内翔
 力投する山本(撮影・北村雅宏)
3枚

 「CSパ・ファイナルS・第1戦、オリックス・バファローズ8-5千葉ロッテマリーンズ」(18日、京セラドーム大阪)

 オリックスの山本由伸投手は7回10安打で今季ワーストの5失点で降板した。球数は109球。劇的勝利でCSファーストSを勝ち上がってきたロッテ打線の勢いを止めることはできなかったが、打線が奮起し、勝利投手となった。これでCSは3戦3勝となった。

 初回にまさかの光景が広がった。1死二、三塁からポランコに先制の2点適時二塁打を献上。1死満塁からは山口の併殺崩れの間に3点目を失った。

 味方が四回に同点としたが、六回2死二塁から荻野に勝ち越し適時打を浴びた。その裏に逆転に成功したが、七回にも1失点。5失点は今季ワーストとなった。

 ロッテ戦は4試合に先発し、3勝1敗で防御率0・64。計28イニングで13安打2失点と抜群の相性を誇っていた。ノーヒットノーランも達成していたが、この日はつかまった。

 それでも、打線が爆発して3年連続でのCS勝ち投手の権利はゲットした。

 球団を通じて「立ち上がりから失点を重ねてしまっていた中で、なんとかゲームを作り直していこうと必死に投げていたのですが、最後まで修正することができませんでした。このような投球になってしまった中で、野手の皆さんが逆転してくれたことに感謝しかありません」と、コメントした。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス