ヤクルト・村上 28年ロス五輪出場に意欲「また金メダルを取りたいし、活躍したい」
“侍”として戦う覚悟は持っている。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が18日、2028年ロサンゼルス五輪で競技復帰が正式決定した野球競技への出場に向けて、「選ばれるように頑張りたい」と前向きな姿勢を見せた。
21年の東京五輪では打率・330で金メダル獲得に貢献。今年のWBCでもメキシコ戦でサヨナラ打を放つなど、国際舞台での勝負強さはピカイチだ。「オリンピックは日本中がスポーツの力で盛り上がる大会。また金メダルを取りたいし、活躍したい」。村上自身も日の丸への意識は強い。
今季は「レベルアップをシーズン中に求めてしまった」と高い理想にとらわれ長い不調を経験した。9月には下半身の調子を崩しながらも試合に出場。その患部を癒やすため、秋季練習は別調整でリハビリに努めている。
それでも「来シーズンはしっかり活躍できるプランを持っている」と村上。再び日の丸を背負うため、完全なコンディションで圧倒的な成績を残していく。