巨人・中田、FA権に再言及「代打でっていう気持ちは正直全くない」
巨人の中田翔内野手が19日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習に姿を見せ、自身が有している海外FA権について、再言及。スタメン出場への並々ならぬ思いを明かした。
この日は新コーチらもグラウンドを訪れ、円陣に参加した中田。FA権公使については「子供のことを考えた上での話し合いがメイン。自分勝手に決められるものでもないし、まだこうしようっていうのは決まってない」と話した。
家庭の事情と同等に判断材料とすることを明言しているのが、自身の出場機会について。「ずっとプライドを持ってファーストをやってきたので、ある程度ファーストで出たいけど、もちろん試合に出ることに越したことはない。そういう気持ちは強いかな。代打でっていう気持ちは正直全くないというか。代打は代打で難しいし、代打は違うスポーツだと思っている」とスタメン出場にこだわっていく意向を鮮明にした。
中田翔は2021年途中に日本ハムから無償トレードで加入。今季が3年契約の1年目だったが、球団とは期間途中でも契約を破棄することなどができる、オプトアウトの条項を加えていた。その中で今季は92試合に出場し、打率・255、15本塁打37打点の成績をマークした。