DeNA・今永 ポスティング米挑戦「どういう判断しても正解」熟考の秋 国内FA権も取得
DeNAの今永昇太投手(30)が20日、神奈川県横須賀市の球団施設で始まった秋季練習に参加。注目の集まる来季の去就について熟考の秋に入った。「僕がどうしたいかというよりも、需要があるかどうかってところも判断しなければいけない」。冷静に分析し、最大の決断をしていく覚悟を示した。
かねてポスティングシステムによる米大リーグ挑戦への思いを球団に伝えていた今永だが、終戦から5日後のこの日も気持ちに大きな変化はなし。「こればっかりは感情論だけでは動けない。もっと冷静になっていろいろな人と話をしなければいけない」と言葉を選んだ。
また国内FA権も取得しているだけに、行使決断なら国内外で争奪戦になる見込み。今永は「どういう判断をしても正解であることは変わりない。自分の人生を正解にしなければいけない」とし、人生の岐路に最良の選択をしていくつもりだ。
ポスティング申請は11月1日から始まる。「まだ幸い時間が残されているので」。悩みに悩み抜いた先に、今永が「正解」だったと笑える答えがある。