日本ハム・田中正義 「すごくいい1年」も「まだまだ全然足りないところだらけ」来季守護神継続へ課題は「質とコントロール」

 秋季練習に参加しランニングする田中正
 秋季練習に参加し、キャッチボールする田中正
 秋季練習に参加し、練習後にファンと交流する田中正
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 日本ハムの田中正義投手(29)が21日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で行う秋季練習に合流した。ソフトバンクから移籍した今季は4月末から抑えに定着してフル回転。プロ初勝利に、プロ初セーブを含む25セーブを挙げて「すごくいい1年になったと思いますし、使っていただいた首脳陣に感謝っていう感じです」と振り返った。

 来季も守護神として登板する思い。「そこを任せたと言われるようなボールを。来年、任せてもいいなというような姿で入っていけるように頑張りたい」と誓う。そのために今オフには「もう一回一から体を作り直していく」と話した。

 その意図を「俺なら抑えられると思って、CSでも日本シリーズでも投げられるようなピッチャーになりたい。それと比べると全然足りていないところだらけなので、そのためにまた一から、11月、12月、体を作っていくっていう感じです」と解説する。体作りの先に、進化した自らの姿を見据える。

 MAX157キロの直球に鋭く落ちるフォークが武器。課題とするのはその精度。「ストレートとフォークが土台になる。そこの質とコントロールはまだまだ全然だと思っています」という自己評価。目指すは「空振りのとれるボール」。オフに体を鍛え抜いて、来季は進化版“正義執行”。「優勝に貢献したい」という目標を達成する。

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