谷繁元信氏がうなった「肩がべらぼうに強い」高校生捕手 ドラフトの注目選手に挙げる 評価ポイントも明かす

 谷繁元信氏
 報徳学園・堀
 大阪桐蔭戦の8回、好送球で二盗を阻止する報徳学園・堀=3月31日
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 プロ野球で歴代最多となる3021試合に出場した谷繁元信氏が21日までに、自身のYouTubeチャンネル「谷繁ベースボールチャンネル」を更新。今秋ドラフト注目候補として報徳学園の堀柊那捕手を挙げ、「肩がべらぼうに強い」と評価した。

 今春センバツでチームを準優勝へ導き、準決勝・大阪桐蔭戦の八回1死一塁で相手がヒットエンドランを仕かけてきたが、外角高めに外して空振りを奪うと、そのまま二塁へ矢のような送球。まるで地をはうような低さから鋭くボールが伸びていき、一塁走者は悠々タッチアウトになった。プロ野球でもなかなかお目にかかれない強烈なスローイングだった。

 これにはファンも「バケモノ」「漫画みたいなスローイング」とうなっていたが、谷繁氏も「強い。彼は強い」と絶賛。「俺もそうだったけど、高校時代は捕って速くとかよりも強い球を投げたい。もっとコンパクトに投げられるようになったら」と期待した。

 さらに捕手の見分け方として「構え方」を挙げた谷繁氏。「ぎこちなかったりしたら、何かこう、ちょっと違うなとなってしまうので」と名捕手としての視点を惜しみなく披露。他にも動画内では12球団の指名選手予想など、1週間を切ったドラフト会議を丁寧に特集している。

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