日本シリーズのチケットが流通サイトで高額転売 甲子園開催で最高50万円も NPBは公式HPで注意喚起
日本シリーズの入場チケットが21日、高額で転売されている。この日が抽選販売の発表日だったとみられ、X(旧ツイッター)ではファンの悲喜こもごもの声が集まり、「日本シリーズのチケット」がトレンド入りした。
チケット流通サイトでは早速、転売が始まっているとみられ、購入時よりも高額で掲載されている。中には甲子園開催の第3戦で1枚50万円の値をつけているものもある。この日、パのファイナルSではオリックスがロッテを下して3年連続の日本シリーズ進出を決めた。59年ぶりとなる関西シリーズが実現することとなった。
NPBは公式ホームページで日本シリーズのページにチケット購入時の注意事項を掲載。入場券の転売についての項目で「2019年6月から施行された『特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律』に従い、チケットの購入にあたり、購入者の氏名及び連絡先を確認させていただきます。主催者の事前の同意のないチケットの有償譲渡は禁止されております。同法律に違反するチケットの有償譲渡及び譲受けは、刑罰の対象となる場合があります。また、有償・無償を問わず、入場券及び予約番号を不特定の第三者に転売その他の方法で取得させること(以下、『転売等』といいます)は『試合観戦契約約款』第4条(転売等の禁止)により禁止されております。二次流通サイト等、インターネットを介した転売はすべて禁止条項違反となります。転売等の目的で購入されたチケット、または転売等により購入されたチケットは、入場をお断りする場合がありますので、主催者の指定するプレイガイドから直接ご購入ください」と注意喚起を促している。