ソフトバンク・小久保新監督が誕生 今季、楽天の育成総合C・奈良原浩氏がHCに

 ソフトバンクは21日、新監督に小久保裕紀2軍監督(52)が昇格すると発表した。併せて、今季楽天で育成総合コーチを務めた奈良原浩氏(55)をヘッドコーチとして招聘(しょうへい)することも分かった。奈良原氏は小久保監督が侍ジャパン監督を務めた際は、ヘッドコーチとして2017年のWBCを戦っていた。

 その他の1軍コーチも刷新する見通しで、投手コーチは若田部3軍投手コーチと中田4軍投手コーチが「内部昇格」の形となり、村松外野守備走塁コーチは打撃コーチに配置転換される。2軍監督には松山1軍内野守備走塁コーチが就任する見通し。今季、米大リーグ・レンジャーズ傘下マイナーリーグの投手育成コーチを務めた倉野信次氏(49)が投手陣全体を巡回するポストに就くとみられる。

 ◆小久保 裕紀(こくぼ・ひろき)1971年10月8日生まれ、52歳。和歌山県出身。星林から青学大に進み、92年バルセロナ五輪で銅メダル獲得。93年度ドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)に入団し、95年に本塁打王、97年に打点王。04年から巨人でプレーし、07年にソフトバンクに復帰した。12年限りで現役引退するまで通算成績は2057試合で2041安打、打率2割7分3厘、413本塁打、1304打点。13年から17年まで日本代表監督を務め、21年にソフトバンクのヘッドコーチ、22年からは2軍を指揮。

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