DeNA・関根が75%アップの契約更改 今季はキャリアハイの成績連発も「まだ何もつかめていない」 オフには2年連続メキシコへ
DeNAの関根大気外野手(28)が23日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2600万増の6100万円(金額は推定)でサインした。
収穫と課題を得た1年だった。前半戦は安定した好成績を残し、チームで起爆剤のような役割を発揮。それでも後半には落とした調子を上げることができず、スタメン落ちも経験。それでもキャリアハイとなる140試合に出場し、打率・261と結果を残し、約75%アップをつかんだ。
関根は「悔しかったですね。CSとか、僕自身でいうと後半戦ほとんどチームに貢献できることはなかったので、そこも含めて悔しいシーズンだった」と振り返った。
今オフは2年連続でメキシコでのウインターリーグに参戦する。「まずは勝ちに貢献できるように頑張って行きたいし、外国人争いもありますし、しっかり戦って過ごしていきたい」と、オフにも勃発するレギュラー争いを歓迎。
来季に向けては、「これから今ケガをしている外野手の方も全員戻ってくる。僕自身は今年スタートで出させてもらいましたけど、その中で自分から最後に手放してしまった。まだ何もつかめていないところからのスタートなので、今年と一緒、結果を出せば上にいさせてもらえますし、そうじゃなければファームに行く立場。また春から、オープン戦から、開幕から、そういうところを意識して勝ち抜けるように頑張りたい」と表情を引き締めた。