西武・山川、巨人・中田らFA権取得 NPBが106選手公示
日本野球機構(NPB)は23日、FA有資格者として日本ハムの加藤貴之投手、西武の山川穂高内野手、楽天の松井裕樹投手、巨人の中田翔内野手ら106選手を公示した。
山川は5月に強制性交の疑いで書類送検され、不起訴処分となったが球団から無期限の出場停止処分を科された。出場選手登録日数が足りていないままシーズンを終えたが、4月にけがで登録を外れていた期間が故障者特例措置により加算され、資格取得条件を満たした。
新たに国内FAの資格を得たのは加藤貴や山川らの他に山崎福也投手(オリックス)、田口麗斗投手(ヤクルト)、石田健大投手(DeNA)、ビシエド内野手(中日)らで計21人だった。海外FAは松井裕ら20人が新たに条件をクリアした。
日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に意思を伝えればFA権を行使でき、「FA宣言選手」として公示された翌日から契約交渉が可能となる。