高木豊氏「びっくりした」ソフトバンクのドラ1逸材、高橋純平の戦力外に言及「うまく開花することができなかった」
元DeNAの野球評論家・高木豊氏が23日、自身のYouTubeチャンネルを更新。22日にソフトバンクから発表された戦力外7選手について言及した。
高木氏は森、嘉弥真、上林の実績ある3選手は「まだまだできる」としたうえで、他の4選手にも触れ「まず、びっくりしたのは高橋純平。26歳、投手。ドラフト1位なんですよね。中日、日本ハム、3チームが競合して射止めた」と振り返った。
高橋純は県岐阜商から15年度ドラフト1位で入団。19年には中継ぎで45試合に登板して3勝2敗、防御率2・65。ただ、以降は21年に10試合に登板しただけで、今季は登板がなかった。
今季はウエスタンで23試合に登板し、防御率3・90。27回2/3を21四死球とデータを見ても制球に苦しんでいたことが分かる。高木氏は「19年に中継ぎで素晴らしい成績をおさめた。制球に難があって、ちょっと、まとまりに欠けると聞いてます」とした。
速球派としてその将来性を期待されていた右腕。高木氏もポテンシャルに惚れ込んでいたようで、「ドラフト1位になった時争奪戦になるな、と。うまく開花することができなかったのかな、ちょっと残念」と語った。
また、19年ドラフト1位の佐藤直も4年で戦力外に。高木氏は佐藤直の走力に魅力を感じていたとし、「足、盗塁の技術は他球団でも使えると思う。足だけでベンチに入れる。このまま25歳で埋もれるのは寂しい」と今後の活躍を期待した。