侍選出のヤクルト・田口「監督コーチ陣と若い選手の架け橋になれるように」オーバーエージ枠で最年長

 ダッシュで汗を流す田口
 代表を発表した井端監督(撮影・佐々木彰尚)
 意気込む(左から)オーストラリア代表のグライム・ロイド投手コーチ、チャイニーズ・タイペイ代表・陳金鋒、井端監督、韓国代表・柳仲逸監督(撮影・佐々木彰尚)
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 NPBが「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場する選手を24日に発表した。ヤクルトからは吉村貢司郎投手と田口麗斗投手が日本代表・井端弘和監督の初陣を支えるメンバーとして選出された。

 田口はオーバーエージ枠の1人として選出。今季はチームの新守護神に座り、防御率1・86と圧巻の成績。リーグ2位の33セーブを挙げた。NPBを通して「この度は侍ジャパンに選出していただき大変光栄に思います。ありがとうございます。最年長という立場になると思うので、監督・コーチ陣と若い選手の架け橋になれるように人事を尽くしたいと思います。応援、よろしくお願いします」とコメント。同大会の1回目にも参加した経験と、井端監督と巨人時代に同僚だったこともあり、若手のリーダー的役割やパイプ役として期待される。

 吉村は22年のドラフト1位。今季は右前腕の故障に苦しみながらも、4勝2敗、防御率4・33。先発が主戦場だが、今季最終戦では中継ぎでも2回途中無失点と適性を見せており、柔軟な起用が予想される。NPBを通して「この度は侍ジャパンに選出していただき大変光栄に思います。ありがとうございます。そして、多くの素晴らしい選手がいる中で選んでいただき身が引き締まる思いでいっぱいです。色々なことを吸収し、自身のレベルアップに繋げるとともに、チームの勝利にしっかりと貢献していきたいと思います。侍ジャパンの名に恥じぬよう精いっぱい頑張りますので応援よろしくお願いします」とコメントを出した。

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