江川卓氏 オリックス・山本由伸のCSファイナルS乱調を分析「3年連続4冠の投手だから」

 元巨人の江川卓氏が23日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。阪神とオリックスの戦いを振り返り、CSファイナルS第1戦でロッテに5失点したオリックスの山本由伸投手について言及した。

 先発した山本は、初回に5安打を許していきなり3失点。7回5失点を喫した、打線が8点を奪って8-5で勝利したが、その乱調ぶりは「今までないない光景を見た。驚いた」と振り返った。大逆転でファイナルSに進出したロッテに勢いがあっただけに「あれ(第1戦)を落とすとひょっとすると、と思った」と、最終結果が違った可能性もあったという。

 山本の乱調については「3年連続で投手4冠をやっている人は(技術などではなく)体調。バイオリズムでどうしようもない。その日に当たったというだけしかない」と分析。「人間がやっていること。ロボットなら同じことができるが、(人間は)できない。あの状況を見ると、ストレートが思ったように走らなかった。(直球が来ないと)フォークは全部見逃される。大変なのは経験でわかる。1イニングは何とかもつがすぐばれる」と自身の経験に照らし合わせた。

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