１０月２８日に京セラドーム大阪で開幕するプロ野球の日本シリーズ、阪神－オリックスのチケットが、２６日から一般発売される。１０月１７日からは先行抽選の受け付けがスタート。第１、２、６、７戦が行われるオリックスの本拠地、京セラドーム大阪での「席割り」が、ＳＮＳ上で話題となっている。

　発売要項では、京セラドーム大阪の一塁側、右翼側の各指定席に「バファローズＳ指定席」「バファローズＡ指定席」「バファローズ上段内野指定席」「バファローズ上段外野指定席」「バファローズ下段指定席」と、それぞれ「バファローズ」と明記。一塁側のみで、三塁側は「Ｓ指定席」などと席種のみで分けられているため、ＳＮＳ上では「今年のやつライトスタンド一塁側完全にオリックスファン専用席にしてるの絶対阪神ファン対策やろ笑笑　去年までこんなのなかったぞ笑笑」などと、関西対決での虎党対策との見方が相次いだ。

　発売要項には「バファローズ下段外野指定席」では「バファローズ以外の応援行為および他球団のユニホーム着用、応援グッズのお持ち込みはお断りいたします」と注意書きも。「行儀がいい」「おとなしい」とされるオリックスファンだけに、コメント欄には「これはこれで阪神ユニおったら大きな物議になりそう…笑」「絶対黄色い人いますよ。正直あんまり意味ないと思います…」「黄色と黒が一塁側まで浸食しようものなら、完全アウェー感満載になりますからね」と“占拠”を恐れる声が続出した。

　一方、「本拠地を守れ」という京セラドームの悲壮な決意にも、虎党からは「名前だけですね。オリックスファン限定はライト外野下段だけで、その他は阪神ファンＯＫ」などと強気のコメントも相次いだ。