西武が炭谷の獲得調査 手薄な捕手陣補強、加入なら6年ぶり復帰

 西武が楽天を戦力外になった炭谷銀仁朗捕手(36)の獲得調査を進めていることが24日、分かった。加入すれば6年ぶりの古巣復帰となる。

 2006年に高校生ドラフト1巡目で西武に入団した炭谷は1年目から出番をつかみ、長く西武の正捕手として活躍した。18年オフにはFA権を行使して巨人に移籍し、21年7月にトレードで楽天入り。今季も65試合に出場し、豊富な経験を生かしたリードで投手陣を引っ張った。

 西武は昨季まで正捕手だった森がオリックスへFA移籍。今季は2年目の古賀が90試合に先発出場し、4年目の柘植、育成出身で4月に支配下登録された古市らが競い合ってきた。西武は高橋、今井、隅田、与座ら若い先発陣が力をつけており、プロ通算1541試合に出場しているベテラン捕手が加われば、大きな補強になりそうだ。

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