西武もドラ1公表 国学院大・武内指名へ 渡辺GM「即戦力の投手で合致」
西武は24日、国学院大の武内夏暉投手(22)を26日のドラフト会議で1位指名すると公表した。渡辺久信ゼネラルマネジャー(58)は球団を通じ「今年は武内君が最も実力があると評価した。左の先発をもう少し厚くしたいと考えている中で、即戦力の投手として合致している」などとコメントした。
最速153キロを誇る185センチの大型サウスポーの魅力を「強いストレートと、変化球が多彩で、どの球でも決め球に使える制球力の高さ」と指摘した。西武は昨年のドラフト前にも蛭間の1位指名を公表している。
今年の1位指名公表は、広島の青学大・常広羽也斗投手(22)に続いて2球団目となった。
◆武内夏暉(たけうち・なつき)2001年7月21日生まれ、22歳。福岡県北九州市出身。185センチ、90キロ。左投げ左打ち。投手。折尾東小3年から東筑ファイターズで野球を始め、折尾愛真中では軟式野球部でプレー。八幡南では1年秋から野手として背番号3でベンチ入りし、3年夏は投手として背番号1を背負った。国学院大では2年秋にリーグ戦デビューし、3年秋に最高殊勲選手を獲得。50メートル走6秒3。最速153キロ。