落合博満氏「フロントが優勝したいと思って野球をやっているかどうか」広岡氏と監督選定で議論「在野にいたらダメ」
元中日監督の落合博満氏が24日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」に新規投稿。広岡達朗氏との対談パート2で、2人は新監督選定について意見をかわした。
広岡氏が「スーパースターを(監督に)使ったらいいだろうと思うのが今の日本のフロント」と語り「あれはお客さんをバカにしている証拠」と警鐘を鳴らした。2010年以降、コーチや2軍監督を経ず1軍監督になるケースもあり、現役時代にネームバリューがある人物を監督に据える傾向がある。
落合氏も「セ・リーグ6球団、パ・リーグ6球団、フロントが優勝したいと思って野球をやっているかどうかですよね」と言及。指導者としての素質、力量をしっかりとフロントが把握した上で起用しているか。名将同士が危惧するポイントだ。
他にも落合氏はアライバを育てあげた練習法などを紹介。広岡氏から「在野にいたらダメ。もっと率先していかないと」と球界復帰を求める声もあがっていた。