巨人ドラ1は中大・西舘 阿部新監督の後輩、水野スカウト部長が精神面の強さを高評価
巨人が26日のドラフト会議で、中大・西舘勇陽投手(4年)を1位指名する方針を固めたことが25日、分かった。最速155キロの右腕は阿部新監督の大学の後輩にあたる。
水野スカウト部長がこの日、都内で取材に応じた。名前こそ口にしなかったが西舘は「昨年もずっと見ていた」と明かす。さらに右腕がリーグ戦で「修羅場の試合が多かったという印象があって、そこで食い止めた」と精神面の強さも高評価したという。
阿部監督から「『水野さんが一番見ているから一任する』と言われた」と明かした水野スカウト部長。「俺、本当に寝られなくて、いろいろ考えた結果」と熟考した末に、先発もリリーフもこなせる有望な逸材のドラフト1位指名を決断した。