楽天・松井裕樹が海外FA権行使へ 森井社長に連絡「チャレンジしたい、今がチャンス」通算236セーブ

 楽天の松井裕樹投手が、海外FA権を行使する意向であることが25日、分かった。球団が発表した。森井誠之球団社長に、この日連絡が入った。同社長は「海外にチャレンジしたい、この年齢でチャレンジしたいなら今がチャンスという話だった」と説明した。

 松井裕は、桐光学園高から2013年度ドラフト1位で楽天に入団。今季は4月に史上最年少27歳5カ月で通算200セーブ達成。自己最多39セーブをマークし、2年連続3度目のセーブ王に輝き、通算236セーブを積み重ねた。

 高校3年時に日本代表としてAAA世界選手権(U18W杯)に出場し、エースとしてチームをけん引。侍ジャパントップチームには、15年3月の欧州代表戦で初選出。海外を舞台に活躍を続け、米大リーグ挑戦も視野に入れていた。

 松井裕については、来季から指揮を執る今江敏晃新監督が、秋季練習中に「来年も一緒にやれたらうれしい」と直接慰留するなどしていた。

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