DeNA 3球団競合の末、社会人No.1の度会隆輝を獲得 父のドラフト3位を超える評価 三浦監督ガッツポーズ
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「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
DeNAは1位でENEOSの度会隆輝を指名。中日、ロッテと3球団競合の末、2番目にクジを引いた三浦監督がガッツポーズを見せた。
三浦監督は会場で「練習試合でも目の前で見させていただいて、シュアな打撃をしてくれている」と評価。「近くの神社にお願いにいってきました」と験かつぎしたことを明かし、力強く交渉権確定のカードを披露。「横浜スタジアムで待ってます」と呼びかけた。
横浜高時代は指名漏れの屈辱を味わった度会。それでも社会人野球で力をつけ、22年の都市対抗野球では4本塁打を放って優勝に貢献。橋戸賞、打撃賞、若獅子賞を獲得する活躍を見せ、ドラフト1位としての実力をつけてきた。
父はヤクルトで活躍した度会博文氏。ちょうど30年前となる1993年度ドラフト3位でヤクルトに入団した。長い時を越え、愛息はドラフト1位でプロ入り。父を越える評価を手に、プロの門をたたく。