日本ハム・新庄監督「ハンコの分、厚みあった」自信満々も抽選外す 外れの外れで細野と交渉権「めちゃくちゃ魅力」
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
日本ハムの新庄剛志監督(51)がドラフトの抽選に初めて臨み交渉権確定を逃した。巨人と競合した中大・西舘勇陽投手を巡る抽選。自信満々で引いたくじだったが、当たりを引き当てることはできなかった。
先に抽選箱に右腕を入れると、2枚をチェック。時間をかけた末に、1枚を手にした。右手で封筒を持ったまま、左胸に当てる。開封の合図があってもそのままのポーズでまま微動だにしない。そんなパフォーマンスの間に巨人・阿部新監督が隣でガッツポーズ。笑いが起こる中、無言で壇上を降りた。
「ハンコの分厚みあったのよ。0・02ミリ。めちゃくちゃ自信あったんですけどね」と振り返った。
外れ1位では大阪桐蔭・前田悠伍投手を指名し、今度は楽天、ソフトバンクと競合。今度は新庄監督でなく小村勝球団社長がくじ引きを担当。ソフトバンクが引き当て、2連続で外した。
外れの外れでは、東洋大・細野晴希投手へ。ロッテと競合したが、今度は稲葉篤紀GMが引き当てた。「社長も外れて、稲葉君に行ってもらって細野君をとれたんで。167キロくらい投げるんだっけ?そんなにない?158だっけ?。そのへんはめちゃくちゃ魅力なんで逆に良かったかなってもう切り替えています」と話した。