「プロ野球ドラフト会議」（２６日、都内ホテル）

　楽天から外れの外れ１位で指名された桐蔭横浜大・古謝樹投手（２２）は、喜びの言葉と同時に安堵（あんど）の表情を浮かべた。

　「周りの日本代表の友人が選ばれた。早く選ばれたいドキドキ感があった」と、緊張していた表情が一気に緩んだ。

　また全日本大学選手権で仲の良かったという東洋大・細田の名前が直前に呼ばれると、「細野とは日本代表から２人で行動したり、日米が終わってからも親交があった。早く自分も選ばれないかなという気持ちの中で、驚きとうれしさの両方が顔に出ました」と照れ笑いした。

　東北には一度も訪れたことがないというが、「わくわくした心境。牛タンがおいしいと思うので、１度は食べてみたい」と胸を躍らせた。そして参考にしている投手には、阪神・伊藤の名を挙げ、今後の契約金などの使い道に関しては「大好きなチュッパチャップスを大人買い。これ以上ないくらい買いたい」と笑った。