オリックス2位・河内 聖カタリナ初のプロ野球選手 目標は山本由伸「負けない投手目指す」

 オリックスから2位指名された聖カタリナ学園・河内(左)と浮田監督
 オリックスから2位で指名され、野球部の仲間と喜びを分かち合う聖カタリナ学園・河内
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 「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)

 最速150キロ右腕の聖カタリナ学園・河内康介投手(18)がオリックスからドラフト2位で指名され、同校のプロ野球選手第1号となった。出身地である大阪の球団からの高評価に「2位指名でびっくりし過ぎて、泣いて言葉が出なかった」と名前が呼ばれた瞬間を振り返った。

 野球部は男女共学となった2016年創部と歴史はまだ浅い。河内は同校が甲子園初出場を果たした21年春に入学。1年秋からメンバー入りしているが、部員間の不祥事のため2年夏と秋の試合には出場できなかった。

 最後の夏も愛媛大会準決勝で敗退。高校3年間は全国舞台に届かなかったが、プロ野球選手というもう一つの夢はこの日実現した。「自分に携わっていただいた全員に感謝したい。聖カタリナ学園の看板として、いい選手になれるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 「すごく尊敬している選手」として、オリックス・山本由伸の名前を挙げた。「山本投手は負けないというところにすごく魅力がある。自分も負けない投手を目指したい」と日本球界の大エースを目標に掲げ、目を輝かせていた。

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