宮本慎也氏が分析、DeNAはなぜ度会隆輝をドラ1に ヤクルト元同僚の息子
ヤクルトでヘッドコーチを務めた宮本慎也氏が27日、自身のYouTube「解体慎書」を更新。26日のドラフト会議を振り返った。ヤクルト時代の同僚、度会博文氏を父に持つ度会隆輝外野手(ENEOS)は、1位で中日、ロッテDeNAの3球団が競合。DeNAがくじを引き当て「本塁打を打つ打者ではないので、狭い球場がいいと思っていた」とほくそ笑んだ。
DeNAの戦略についても分析。今永、バウアーが流出する可能性から「(1位は)投手かと思っていた」と、度会の指名は意外だった様子。ただ「外野手は佐野、桑原、関根と大きいのが打てる人はいない」とも話し、「僕の頃の巨人は、清水、松井、高橋由。外野手もそれくらいの方が強い。投手のレベルが上がっていて、つないでつないで、では点が取れなくなっている」と分析した。
「長打が打てる選手は貴重だから(度会だった)」と宮本氏。天性のセンスを持つスラッガーと評価されるルーキーへの期待も大きそうだ。