阿南光が四国大会初戦突破 エース吉岡、165球で2失点完投も5四球に「納得度はゼロ」

 165球で2失点完投の阿南光・吉岡
 1回戦を突破し、笑顔で校歌を歌う阿南光ナイン
 3回、左中間に2ランを放った阿南光の4番・住江
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 「秋季高校野球四国大会・1回戦、阿南光6-2丸亀城西」(28日、アグリあなんスタジアム)

 2年ぶり4度目の出場となる阿南光(徳島3位)が丸亀城西(香川2位)を下し、1回戦を突破した。

 0-0の三回、2番・西村幸盛内野手(2年)の左中間への適時二塁打と4番・住江慶次郎内野手(2年)の左中間越え2ランで3点を先制。3-2で迎えた六回には3番・福田修盛外野手(2年)の中前2点適時打など4安打で3点を加え、突き放した。

 エース・吉岡暖投手(2年)は8安打を浴びながらも、2失点完投勝利。12奪三振、165球の力投にも「無駄な球が多かった。球自体はそんなに悪くなかったけど、コントロールが定まらなかった。納得度はゼロです」と5四球を反省した。

 29日の準々決勝は松山商(愛媛1位)と対戦。「まず勝つことを優先して、エースの自覚を持って今日みたいな投球はせず、リズムをつくれるように頑張っていきたい」と力を込めた。

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