日本ハム・上沢がメジャー挑戦「翔平と対戦すれば興奮する」ポスティングシステム利用
日本ハムの上沢直之投手(29)が28日、北海道北広島市のエスコンフィールドで会見。ポスティングシステムを利用して今オフにメジャーリーグに挑戦することを表明した。
上沢は昨年12月の契約更改の際に球団側に「僕の意思としてはアメリカで野球がしたい」と今季を終えてメジャー挑戦する思いを伝えていた。吉村浩チーム統括本部長は「選手の夢を尊重してきた。過去に認めた選手は圧倒的な成績を残した選手、リーグ優勝に貢献した選手。来年頑張って欲しい」と成績次第で容認する意向を示していた。
上沢は「2年ほど前からそういう夢がありますと伝えさせていただいて、去年の契約更改の時にいろいろ話させてもらって、球団に設定された目標をクリアできたら…と言われました」とし、「球団に感謝していますしこれから挑戦していくということで楽しみな点もありますし、しっかり練習していきたいと思います」と話した。
「まずはケガをせずに長いイニングを投げることでアメリカでもチームにしっかり貢献できるんじゃないかなと思います。自分がメジャーリーグのチームで必要とされるところで投げることができるんじゃないかと。そういう持ち味を出して勝利に貢献できるんじゃないかと思います」と米国でのプレーを思い描いた。
対戦したい相手として、日本ハムの後輩でもあった大谷の名を挙げた。「翔平はメジャーでホームラン王をとってメジャーを代表する選手。対戦すれば興奮すると思いますしすごい楽しみ」と熱望した。