オリックスまさか 森の特大飛球が天井のリングに入り込み二塁打 飛距離十分で中嶋監督抗議も不運な判定に
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ-阪神タイガース」(28日、京セラドーム大阪)
五回にオリックス・森友哉捕手が放った右翼への打球が天井のスーパーリングに入り込み、打球が落ちてこなかったため二塁打と判定された。
高々と舞い上がった森の打球は京セラドームの天井にある2枚目のスーパーリングの中に入り込み、球場内に落ちてこなかった。阪神の右翼・森下はフェンスについて完全に打球を見送っていたが、ローカルルールで二塁打となった。
パ・リーグのアグリーメントにある京セラドームの特別ルールには「打球がフェア地域内にあるスーパーリングの内側に入り、落下しない場合はボールデッドとして、打者及び走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁圏が与えられる」と記されている。責任審判の川口球審は「二枚目のリングの上に入り落ちてきませんでしたので、グラウンドルールでボールデッド、ツーベースで試合を再開します」とマイクを使って場内に説明した。
中嶋監督はベンチを出て球審に確認したが、判定は覆らず。完全なホームランの打球だっただけに、オリックスにとっては不運な判定となった。