日本ハム・上沢 ポスティングでメジャー挑戦へ 大谷との対戦熱望「球団に感謝」
日本ハムの上沢直之投手(29)が28日、エスコンフィールドで会見し、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することを表明。日本ハムの後輩にあたる大谷との対戦を熱望した。
「球団に感謝しています」と送り出してくれる球団への思いを明かした右腕。「必要としてくれるチームに貢献したい。けがせずに長いイニングを投げられる持ち味を発揮していけたら」とプレーする姿を思い描いた。
夢がかなう。18年の日米野球に出場。「今までの野球観がガラッと変わった」。以来、メジャー挑戦は確かな目標となり、昨年12月の契約更改で球団側に意思を伝えた。そして今季設定された目標をクリア。権利を勝ち取った。
対戦したい相手として大谷の名を挙げる。「翔平はファイターズで同僚だった…じゃなくてアメリカで一番ホームランを打っているバッター」と敬意を示す。その上で「興奮すると思いますし、すごい楽しみ」と高揚感は隠しきれなかった。
11年ドラフト6位で入団。エースに上り詰めた。「(球団側から)下位指名から始まって自分で切り開いていってくれた、と話していただいた。うれしかった」。12年間積み上げた実績が武器。最高峰に臨む。