高木豊氏“岡田マジック”絶賛、佐藤輝の盗塁は「サインでしかない」

 元DeNAのヘッドコーチで野球評論家の高木豊氏が29日までに、自身のYoutubeチャンネルを更新。阪神がオリックスに8-0で先勝した28日の日本シリーズ第1戦(京セラドーム大阪)を振り返った。

 高木氏は、オリックス・山本から一挙4点で先制した阪神の五回の攻撃を分析。先頭の5番・佐藤輝が中前打で出塁すると、続くノイジーの打席で初球の二盗に成功した。高木氏は「(何か)仕掛けをしないと山本は攻略できない」といい、この回5安打4得点の攻撃を切り開いたプレーになったと見た。

 試合後、岡田監督は、この盗塁がサインか否かについて、「まだ試合がある」と明らかにしなかった。しかし、高木氏は「オリックスには奇襲にも感じられただろうけど、サインでしかない。でない(佐藤輝は)走られない」と断言した。

 「岡田監督の頭の中で、ノイジーに初球の真っすぐはない。100%変化球が来る。(相手は)佐藤輝が走ってくるとは思わない」と、指揮官のすべての読みが的中したと推測。「オリックスバッテリーは、カウントによっては走ると思っても、初球とは思ってない。岡田監督の意表のつき方は見事だった」と“岡田マジック”を絶賛した。

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