オリックス 宮城が6回4安打無失点の快投「集中して投げられた」ポストシーズンは17回1/3連続無失点

4回、ノイジーを空振り三振に打ち取り、ガッツポーズで吠える宮城(撮影・西岡正)
 阪神打線を相手に力投する宮城(撮影・西岡正)
 3回、無失点に抑え、グラブをたたく宮城(撮影・西岡正)
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 「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ-阪神タイガース」(29日、京セラドーム大阪)

 オリックスの宮城大弥投手が6回4安打無失点の好投でリードを守って降板。ポストシーズンでは昨年の日本シリーズから17回1/3連続無失点と圧倒的な強さを見せた。

 立ち上がりからキレのあるストレートで相手打者を押し込んだ。ファウルがほとんど逆方向に飛んだのは、宮城のボールがしっかりと差し込んでいた証拠だ。味方が先制した直後の四回には森下を遊ゴロ併殺打に仕留めて2死を奪ったが、大山、佐藤輝の連打で一、二塁のピンチを招いた。それでもノイジーを空振り三振に仕留めるとド派手なガッツポーズを繰り出した。

 打線もその裏、3連続タイムリーを放って西勇をKOし宮城をしっかりと援護。宮城は五回を三者凡退に仕留めると、六回は1死から中野に四球を与えたが、後続をしっかりと打ち取った。

 しっかりと先発の責任を果たした宮城。「盗塁もあるし、つながる打線。選球眼がいい」と6回で球数が100球を超えたが、初戦で山本由伸をKOした阪神打線に仕事をさせなかった。

 「初回から自分のリズムで投げることができたと思いますし、ランナーを許してからも、しっかりと切り替えて集中して投げられたと思います。野手のみなさんに助けていただきながら、何とか無失点で投げ切れたところは良かったと思います」と語った宮城。エースが打ち込まれて迎えた2戦目のマウンドで、相手に流れを渡さない快投だった。

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