ロッテ 三木&江村が今季限りで現役引退 ユーティリティーと強肩堅守 ともにコーチ打診へ
ロッテの三木亮内野手(32)と江村直也捕手(31)が今季限りでの現役引退を決断したことが30日、明らかになった。ともに人望が厚く、球団からはコーチ就任を打診されているもようだ。
長きにわたってチームを支えてきた生え抜き2人が、現役生活に別れを告げた。
三木は遊学館から上武大に進み、13年度ドラフト3位で入団。内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーとして活躍した。17年には遊撃手としてチーム最多出場を果たしたが、近年は出場機会が減少。昨オフに受けた左膝手術からの復活を期したプロ10年目の今季は1軍出場がなかった。
1軍通算で525試合に出場し、打率・214、5本塁打、45打点の成績を残した。
江村は大阪桐蔭から10年度ドラフト5位で入団。強肩と堅実な守備力が魅力で、13年には64試合に出場した。その後も主に控え捕手として貢献したが、昨季は10年ぶりに1軍出場がなく、プロ13年目の今季も4試合に出場にとどまった。
1軍通算で243試合に出場し、打率・147、1本塁打、16打点の成績を残した。