最下位中日とV阪神の差、岩瀬仁紀氏、二遊間への不安で投手は「三振を取りにいく」

 岩瀬仁紀氏
 4回、杉本の打球を好捕する中野=2日
 6回、頓宮の打球を好捕する木浪=2日
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 ユーチューブの「ピカイチ名古屋チャンネル」が2日に更新され、元中日の岩瀬仁紀氏と英智氏が出演。最下位に終わった中日とリーグ優勝の阪神を比較し、二遊間が投手に与える影響を語った。

 かつては“アライバ”(荒木雅博、井端弘和)コンビで鉄壁を誇った中日の二遊間だが、今季は二塁が計11失策、遊撃が計17失策と弱点となってきた。岩瀬氏は、投手の立場から「打たせた時点でアウトと思える野手と、打って一塁手がキャッチするまでアウトになるか不安に思うのとは違う」と説明。「二遊間がしっかりしていると、打たせてアウトにしようと思うが、打たせたら何が起こるかわからないと思えば、三振を取りにく。そうすれば球数も増えて精神的にもきつくなる」と投球内容も変わってくると分析した。

 今季、阪神は木浪、中野の二遊間が堅守を支えた。中日は今年のドラフトで社会人、大学生の内野手を指名。来季は、即戦力ルーキーも加わり、二遊間固定を目指す。

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