巨人・阿部監督 投手陣にゲキ!オリ宇田川のような信頼を「言動や姿勢はみんなができること」
「巨人秋季キャンプ」(3日、宮崎)
巨人・阿部慎之助監督(44)が3日、宮崎秋季キャンプで投手陣に訓示。オリックス・宇田川のような野手陣に信頼される投手を目指すようにゲキを飛ばした。
練習前のサブグラウンド。新監督は日本シリーズを引き合いに出して語り始めた。そのシーンは2日の第5戦。1点リードの八回1死二、三塁から登板した宇田川は、阪神・森下に逆転の2点三塁打を浴びた。その後、悔しがる右腕に野手陣が声をかけた。
励ましや慰めの言葉だと予想した阿部監督は、投手陣に「そうやって野手からも言ってもらえるようなピッチャーになってほしい」と諭した。「言動や練習に対する姿勢は、みんなができることだから」。真剣に野球に取り組み、人間性を高めることも重要だというメッセージだった。
日本シリーズの観戦をナインに強制はしていないが、指揮官は「1杯飲みながらでも見てほしいと思います」。頂上決戦を成長の糧にしてほしい思いだ。