DeNA・入来コーチ 常勝軍団の土台作る 9年ぶり古巣復帰 若手のポテンシャル確信

 DeNAの2軍チーフ投手コーチに就任する入来祐作氏(51)が3日、神奈川県横須賀市内の球団施設「DOCK」で始まった秋季練習で指導をスタート。ソフトバンクやリーグ3連覇したオリックスの投手コーチとして培ってきた経験を生かし、常勝軍団の土台を作り上げる覚悟を示した。

 9年ぶりの古巣復帰だ。すでに若き原石たちを映像で確認したといい、「1軍でも投げられる投手はたくさんいる」と確信。「ポテンシャルの差は大して変わらないわけで、どうやったら結果が出るかを一緒に考えていかないといけない」と共闘していくつもりだ。

 15年から5年間、ソフトバンクの2、3軍投手コーチを、21年からは3年間オリックスで主にファームを担当してきた。常勝軍団へと押し上げるための育成力は必要不可欠だ。初日から三浦監督とも「投げる以外の練習のところ」と具体的な意見交換も行ったという。「やることは結局泥くさいわけで、そのあたりを選手たちに伝えていきたい」と熱く指導し、多くの選手を1軍に送り込む。

 ◆入来祐作(いりき・ゆうさく)1972年8月13日生まれ、51歳。宮崎県出身。現役時代は右投げ右打ちの投手。PL学園、亜大、本田技研を経て、96年度ドラフト1位で巨人入団。2004年に日本ハム移籍。06年に米大リーグ挑戦もメジャー昇格はならず。08年に横浜でプレーし、オフに現役引退。ソフトバンク、オリックスでコーチを務めた。NPB通算は215試合登板、35勝35敗3セーブ、防御率3・77。

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