高木豊氏、日本ハム開幕投手のFA宣言は「マネーゲームになる」と予想、本人は「お金より環境」

 元DeNAのヘッドコーチで野球評論家の高木豊氏が4日、自身のYoutubeチャンネルを更新。国内FAの資格を得た日本ハムの加藤貴之投手について言及した。加藤は昨オフ、球団から複数年契約を打診されたが、本人の希望で単年契約を結んでいた。

 加藤貴と話をしたという高木氏は、宣言して日本ハムと他球団の話を聞くとしている左腕について「残ることが理想だけど、他球団の評価も聞いてみたいということらしい」と代弁。今季、自身初の開幕投手を務め、7勝9敗、防御率2・87。日本ハムは慰留の方向で「マネーゲームになる可能性もある」と言う。

 上沢直之投手がポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦することを表明しているだけに、日本ハムとしては「左右のエースが抜けるのはきついだろう」と分析。「目立ちたがらない」という本人の性格から「お金より環境。自分がしっかり投げられるかどうか。働きやすい環境を探すと思う」とも。「エスコンフィールドができて初の開幕投手。(チームの)宝だよ。僕は残ると思う」と推測していた。

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